2010/11/28

平成22年11月27日(土)

久しぶりの更新である。前回の記事では「更新しない日は引きこもり」という趣旨のことを書いたが、もちろん20日以上も自宅警備を続けていたら、生活必需品のストックを切らして、最悪飢え死にする所である。更新を忘れて申し訳ない。

昨日は世田谷と渋谷の「区立図書館」に行って、図書館の貸出カードを作ってきた。本来両区は「京王沿線七市図書館連携事業」の対象外なのであるが、ここ十年くらい(私が気付いてからだから、実際はもっと古くからなのであろう)、東京23区の区立図書館は貸出カードの発給対象を(ほかの自治体と比べて)非常に緩やかにしてきた。世田谷区は身分証明があれば誰でも、渋谷区は東京都民なら誰でもという具合である。ちなみに、「世田谷と渋谷の「区立図書館」に」と書いたのは、両区の中央図書館ではなく、京王沿線にある分館に行ったからである。

何で急にそんなことをしたかというと、以前別の目的で購入した京王線の回数券『京王八王子⇔新宿』の期限が昨日であったので、使わないでおくと丸損ということで、せめてなにがしか使って損金を減らそうという目的で京王線に乗ろうということを思いつき、以前から考えていた世田谷と渋谷の区立図書館貸出カードの作成を思いつき、実行したまでである。上記回数券はJ-8駅前(JR八王子駅)のチケット屋でJPY330で購入したものなので、京王八王子⇔新宿間でなくてもとにかくJPY330以上の区間で使えば損はないと考え、帰路において幡ヶ谷→平山城址公園間で使用した。最初は笹塚から乗ろうかと思っていたが、同駅から平山城址公園まではJPY310なので、あえて笹塚で乗り換えて幡ヶ谷まで出た次第である。

ちなみに世田谷区立図書館の貸出カードを作ったのは千歳烏山で、10年近く前にものの本で駅前商店街が非常に活気がある、と評されていた町であるが、なるほど土曜日の夕方とはいえ、京王線の急行しか止まらない駅にしては、むしろ特急停車駅の調布・府中と比べても劣らないくらいにぎやかな感じがした。そしてここの図書館は区の支所と共用の建物の4階にある。どうも世田谷区では土曜日も(多分)一部の行政サービスを行っているようだ。肝心の図書館は、どうも古くからあるらしくて専門の本が古い本ばかりであったのが残念である。まぁ貸出カードを作ってオンライン登録を済ませれば、ほかの図書館から取り寄せて借りることもできるのでそんなに問題はない。

次に行った渋谷区立図書館は、幡ヶ谷にある「西原図書館(さいばら、ではない)」だが、世田谷の図書館が古めであったことと比べると、ここは建物も中身も一転して新しいことが目についた。ちなみに渋谷区立図書館は京王沿線で渋谷区にある3駅のすべての最寄りにある。実は私は学生時代に渋谷区の大学に2年間通っており、なぜか当時の貸出カードも持っていたので、一応「これまだ使えませんか」と断りを入れて確認した所、やはりもはや登録は抹消されていた。本当の所は渋谷区立中央図書館は学生時代も今も原宿(東郷神社が近い)にあり、昨日も蔵書数の多いそちらに行こうかと悩んでいたが、やはり小田急沿線と違って原宿(明治神宮前)に行くのは京王沿線からでは面倒くさいのと、上記理由で(みみっちいが)幡ヶ谷に決めた次第である(そういう意味では初台でも良かった)。

そしてカード作成後に帰路についたわけであるが、空はもう夕やみの青色が覆っていたにもかかわらずまだ午後5時で、昨日は味の素スタジアムで「FC東京モンテディオ山形」の試合が午後5時半キックオフで開催されており、調布で乗った準特急が飛田給に臨時停車して、観戦者をさばいていた。ちなみにその影響で京王線のダイヤは5分ほど遅れていた。ちなみに試合は1―1で引き分けだったようである。

ところで、何か最近京王線の遅れが目立つ。もちろん毎日乗っているわけではないので、たまたまそういう日に当たってしまったのかもしれないが、2~3分の遅れが恒常化しているように感じる。昨日の5分遅れではさすがに車掌もおわびの放送を行っていたが、2~3分の遅れではおわびはともかく遅れの理由さえも公表しない。以前常用していた小田急線が丁寧すぎたのだろうか。まぁ実際はガスサポでない限り電車が遅れつつきちんと本数が確保されているなら問題はないわけである。これが重大な事故によるダイヤの乱れだとさすがに手の打ちようがないが、その場合はう回乗車が認められる。具体的には中央線に逃げればいいというわけだ。

最後に、やはり冬至まで1ヶ月を切っただけに夜明けと日暮れが本当に早くなってきたものである。最近夜明け前に目が覚めることが多く、余計に実感する。日暮れに関しては味スタの試合が午後5時半キックオフというのにナイトゲームになってしまうのがそれに当たるか。

0 件のコメント: